山上にしばらく住んで体験しました。
「添加物は身体にステイする」
ミネラル溢れる山では、すこぶる調子が良く無差別に色々摂って下山すると、しこりができたり背中が痛くなったりツケが回ってきました。今回は初心に帰り、無添加のスキンケアをご紹介します。
良質な材料を合わせる
手作りなんて邪魔クッサイと思ったそこの奥さん、ちょっと待った。これからご紹介するものはSNSを徘徊するより短い20分でできます。お惣菜をお皿に盛って食卓にならべるくらいに簡単です。
植物のフェイシャルトナー
さっぱりからしっとり、オイルフリーまで自由自在
用意したもの
- 芳香蒸留水
- 植物性グリセリン
- 家にあるボトル
作り方
それぞれを煮沸・消毒したボトルに注ぎ、楽しくシェイクして完成。芳香蒸留水100ml弱にグリセリン6滴で試しに合わせてみました。防腐剤や安定剤を入れませんし、何より自分の肌との相性・配合を探るため少量です。選んだ植物の種類によっても効果が違います。ボトルに注いで振るだけなので慣れるまでは少なめから。
おすすめの芳香蒸留水
フロリハナ オーガニック ネロリ 200ml フローラルウォーター
ジャスミンのように贅沢で微かに紅茶のビターさを感じる華やかな香り
※以下画像は楽天です
フロリハナ オーガニック ローズダマスク 200ml フローラルウォーター
ローズの中でもお手頃でハーブの爽やかさがあります
このままでも使えますが、スプレーで自然の香りを顔に浴びるとストレスが飛んでいきます。全量グリセリンなどと混ぜてしまうより小分けして試しに作ってみると安心です。ボトルは消毒して、できたものは冷蔵保存します。
グリセリンについて
植物性というと大豆、ヤシ(ココナッツオイル)、パーム(アブラヤシ)油由来で、最近見かけない合成グリセリンは石油由来のようです。全体の5〜10%でご使用ください。それより多いと肌の水分を奪います。アレルギーやチンパンジーの森、サル利用の収穫が心配な方は柚子の種に置き換えても良いかもしれません‥。
Aura Cacia オーガニック植物性グリセリン(iHerb)
うるおうクリーム
ふわふわに乳化させて、顔や身体、濡れ髪のスタイリングにも使います。
用意するもの
- 芳香蒸留水
- シアバター
オーガニックが楽天にありました↓
- 植物性グリセリン
- ガラス容器
遮光瓶が好ましいです。私は百均のweckに作って冷暗所保存してます。
あるといいもの
ムルムルバター
高保湿かつオイリー肌や混合肌に対応するとにわかに話題だそうで、楽天でたまたま知りました↓
キャンデリラワックス
保湿した肌にフタをします。
精油
アンチエイジング、美白効果が期待されます。
バニラのように甘い香り。PRANAROMの10mlを買ったのですが、使いきれないので5mlサイズがあるフロリハナを載せます。
混ぜ方
- 鍋に薄く水を張り、洗浄済みの容器とマドラーとして使う道具を入れたら蓋を閉めて蒸すように煮沸
- 鍋に乾いた容器を戻し、ワックス系を入れる場合は中火で溶かす
- 弱火にして、シアバターやムルムルバターを溶かし入れる
- 鍋から取り出してアルガンオイル6滴(お好みで)、蒸留水を9振り、グリセリン3滴を入れてぐるぐる混ぜる。
- 粗熱が取れ少し固まり始めたら、しっかり混ぜて乳化させる。様子を見ながら芳香蒸留水やオイルを足すと軽いテクスチャーになります。
ポイント
- 煮沸した容器などはトングで取り出し、熱い内に水気を切って放置するとすぐ乾きます
- アルガンオイルはふっくらやわらい肌に、ホホバオイルは低刺激でゆるいクリームにするには無難です。低いながらも日焼け止め効果があります。
- 精油は入れすぎると肝臓に負担がかかります。なるべく芳香蒸留水で補って、どうしてもほしい効能や天然成分のにおいが気になる場合は精油でカバーします。